理事長挨拶

理事長

大島 弓子

 2020年度から日本看護学教育学会の新たな理事長に就任しました大島弓子です。新理事長としてご挨拶申し上げます。
 この数か月、世界中が、COVID-19感染でパンデミック状態となり、現在も先行きが見えない中で、様々、感染予防対応に努力を重ねながら過ごしています。人々の集合による会議が困難な中で、本学会は2020年度の役員改選を迎え、新体制でのスタートが始まりました。本学会の足跡を振り返っても、このような状況下での役員交代はなかったと思っています。
 本学会は、全国看護教育研究会から学会として、1991年に移行し30年目を迎えます。本学会の沿革をご覧になっていただくと、いかに長期間、我が国の看護教育の質を向上させようと取り組んできたかがよくわかります。私はこの学会創設時、また研究会時代から吉田先生をはじめ、諸先生方に先導を受けながら活動を共にしてまいりましたので、この学会の存在意義をあらためて感慨深く受け止めております。看護学教育の種から、根を張って幹が出来、そこに枝や葉が育ち、花が咲いて成長しながら、看護学教育の質担保を目指してきている本学会だと思いますので、さらに風雨にも強い新たな葉や花を誕生させることにつなげていけたらと思っております。
 現在の世界中でのCOVID-19感染は,1つの国だけで終息がかなうわけではありません。個々の国でそれぞれ取り組みに努力し成果を上げ、それを他の国にも波及させるために協力し合う。この必要性は、看護学教育にも同じことがいえます。国内でも、各教員、各看護職、各教育機関、各医療機関、それぞれ努力し、全体として協働、協力し合う。世界規模でも同様なことがいえるでしょう。現在の苦難の中、出発し歩む私達が、どのように乗り越えながら看護学教育に取り組んでいくかは、きっと、後に続く方々に役立つであろうと信じながら歩みたいと思っております。
 本学会が看護学教育の質向上と質担保を目指す場として継続できるように、新理事・監事で、協働、協力して取り組んでまいりますので、皆様、ご協力をよろしくお願い申し上げます。